鯨の部位ご紹介

くじらは魚にも、ジビエ(狩猟で獲られた鳥や獣の肉)にも似ている不思議な食材です。
鯨肉の刺身はマグロに匹敵する濃厚な味わいで、刺身のほか、揚げても、焼いてもおいしいことから、

海からの恵み、 「マリンビーフ」 とも呼ばれています。

 

 

 

くじら肉の部位と名称、料理の例

鯨にはオキアミや小魚を餌とする「ひげクジラ」と、イカや魚を餌とする「歯クジラ」の2種類がいます。
日本人は古来より鯨を貴重な食料と見なし、平安時代にはすでに食料のリストにのぼっています。

鯨肉は塩漬けにしておけば魚より長持ちがします。
味がよいので肉は勿論のこと 内臓、本皮、畝、尾羽にいたるまで頭の先端から尾まで食用としてきました。
クジラの各部位がどのような料理に使われているか紹介いたします。

 

①②畝須
(うねす)
じゃばら状になっている下あごから腹部までの部位。
白い部分を畝(うね)、その内側の赤い部分を須の子(すのこ)といい、
この二つが一緒になった物が畝須。
軽く塩漬けにし、ボイルした物が①の状態で「くじらベーコン」と呼ばれています。
ぷるぷるとした食感が特徴。
③豆腸
(まめわた)
腎臓。スライスした豆ワタを、おろしポン酢(ポン酢に大根おろしを混ぜたもの)に漬込み、
唐辛子を振りかけて刺身で食べます。
脂肪分は全くないので、あっさりしてます。
程よい弾力があり、レバーのような風味で、珍味好きの方にオススメです。
④百ひろ
(ひゃくひろ)
小腸。ボイルしたものを薄く輪切りにして、ぽん酢、酢味噌で刺身で食べたり、
茹でものとしてもお出ししています。
⑤尾の身
(尾肉)
尾の身と呼ばれ、脂がよく乗っており霜降りになっているのが特徴。
赤身に網目状の脂のさしが入っている最高級品。刺身で食するのが最もおいしい。
⑥さえずり 鯨の舌。鯨の舌は脂肪分がとても多く、舌といってもその大きさは巨大。
舌の根元と先では味、歯ごたえもだいぶ変わってくる。牛タン以上の絶妙な美味しさ
といわれています。
赤肉 背中から腹部にかけての大部分でその割合は30~40%を占める。
刺身やステーキ、竜田揚げ、ハリハリ鍋など

 

 

 

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